気の向くままに

形而上学・倫理学・法哲学・社会学・自然学・美学・その他諸々について書いてみたい幼稚園児のブログです。まあ、しかし焦らずにゆっくりと、気の向くままにいきましょう。

アート

クリス・スフィーリス(Chris Spheeris)

YYJT(11) 私のお気に入りの曲を紹介します。 これらの曲を聴くことは、読書とはまた別の「体験」です。 脳神経構造が「音」に共振する。 1.Aria www.youtube.com 白馬について 太古より、白馬は翼を持ち世界を渡ることが出来たり(ギリシャ神話のペガサス)…

ハワードの田園都市(Garden Cities) 人々はどこへ行くのだろうか?

柏木博『デザインの教科書』(5) 今回は、第4章 シリアスな生活環境のためのデザイン の第1節 貧困解決とデザイン である。 エレガントな生活のためのデザイン情報があふれている一方で、しかし、そうしたデザインとはまったく縁のない貧困を余儀なくされ…

展覧会の絵

「展覧会の絵」(Pictures at an Exhibition)は、ロシアの作曲家ムソグルスキー(Mussorgsky、1839-1881)によって作曲されたピアノ組曲である。親友ハルトマン(Hartmann、1834-1873)の遺作展で見た10枚の絵の印象を曲にしたものだという。 1.Alice Sar…

生活を豊かにするデザイン  国立西洋美術館

柏木博『デザインの教科書』(4) 今回は、第3章 心地よさについて である。 生活を豊かにするデザイン…椅子やテーブルや食器などのデザインが暮らしを経済的に豊かにするとは誰も思わない。したがって、この「豊かさ」は、メンタルな豊かさということにな…

ダンス、ダンス、ダンス

平成24年度(2012年)より、中学校の授業で、ダンス(創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンス[ヒップホップ・ロック等])が必修科目(「保健体育」の)になったそうだ。ふーん…… いまどきの中高生は、つぎのような曲が好きなんだろうね。 D…

デザインの社会性と普遍性

柏木博『デザインの教科書』(3) 柏木は、デザインを考える4つの視点を挙げていた。(1) 心地良さという要因、(2) 環境そして道具や装置を手なづける、(3) 趣味と美意識、(4) 地域・社会 である。 視点4 地域・社会 人々は、生活する地域に特有のデザイン…

歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く

1-1 感謝状 ~母へのメッセージ~/平内真矢 www.youtube.com 作詞:星野哲郎、作曲:弦哲也、(オリジナル歌手:島津亜矢) 1-2 山河/平内真矢 www.youtube.com 作詞:小椋佳、作曲:堀内孝雄、(オリジナル歌手:五木ひろし) 2-1 雲母坂~きららざか~/…

ル・コルビュジエのモデュロール

柏木博『デザインの教科書』(2) 第1章 デザインって何? 視点(3) 趣味と美意識 の続き。 秩序としての装飾(非装飾)は、規範(カノン)や様式を生みだしてきた。それは地域や民族そして宗教によって異なり、また時代によって変化してきた。私たちが、デ…

ピアノの貴公子

YYJT(10) 男性ピアニスト特集(軽音楽)です。 1.Steve Barakatt Sursum Corda www.youtube.com 2.大井 健 VOICES www.youtube.com 3.Steve Raiman Dreams www.youtube.com 4.Richard Clayderman Eleana www.youtube.com https://i.pinimg.com/736x/…

デザインとは何か?

柏木博『デザインの教科書』(1) 第1章 デザインって何? 4つの視点が挙げられている。 (1) 心地良さという要因 (2) 環境そして道具や装置を手なづける (3) 趣味と美意識 (4) 地域・社会 である。 柏木の説明を聞く前に、この視点について言えば、デザイ…

エリアス・ラーバニ(Elias Rahbani)

YYJT(9) 久しぶりのYYJTです。YYJTとは、優雅、安らか、上品、知的の意味です。今回は、エリアス・ラーバニ(Elias Rahbani、レバノン生まれ、1938-)です。(哀愁を感じさせる曲ですので、YYJTから外れるかもしれませんが、まあ、私の「お気に…

ナン・ゴールディン ビル・ヴィオラ

末永照和(監修)『20世紀の美術』(22) 今回は、(最終章)第12章 モダニズムを越えてである。1980~1990年代の作品がとりあげられている(本書発行は2000年)。 1980年代の美術は、ヨーロッパとアメリカの双方で大きなうねりとなった新表現主義によ…

百万本のバラ

久保田早紀 www.youtube.com Volver www.youtube.com Philip Kirkorov www.youtube.com 別府葉子 www.youtube.com 以下の画像は、いずれも最初の動画「百万本のバラの花 ・久保田早紀 Photo to Movie」より。

アントニー・ゴームリー 身体の現前

末永照和(監修)『20世紀の美術』(21) 今回は、第11章 20世紀後半の彫刻 の最後のほうに出てくるアントニー・ゴームリー(Antony Mark David Gormley、1950-、イギリスの彫刻家)をとりあげよう。どの作品も興味深い。 OBJECT ON VIEW AT NATIONA…

音楽の中に「場の鼓動」を聴く

岡田暁生『音楽の聴き方』(25) 今回は、第5章 アマチュアの権利 の最後の部分である。 アマチュアは、プロが作り、プロが演奏する音楽を、作曲家自身が書いた解説を拝読しながら、黙々と拝聴するしかなくなる。自分で演奏して楽しむことも、それについ…

枡野俊明 セルリアンタワー東急ホテル日本庭園 閑坐庭

末永照和(監修)『20世紀の美術』(20) 本書ではとりあげていないが、前回の「イサム・ノグチ」との関連で、枡野俊明(ますの しゅんみょう、1953 - )をとりあげよう。枡野は、「日本の僧侶、作庭家。曹洞宗徳雄山建功寺住職、日本造園設計代表、多摩…

デュエット曲(それぞれの人生) - 浮気者のために、酔わせてヨコハマ、自由、私をたどる物語、祈り、都会の天使たち

1.Pour un flirt www.youtube.com 2.酔わせてヨコハマ www.youtube.com 3.Լib℮rtà www.youtube.com 4.熊木杏里 X 武田鉄矢(海援隊) 「私をたどる物語」 www.youtube.com 5.The prayer www.youtube.com 6.都会の天使たち www.youtube.com (付…

イサム・ノグチ モエレ沼公園

末永照和(監修)『20世紀の美術』(19) 今回は、第11章 20世紀後半の彫刻 である。 伝統的な彫刻概念を根本からゆるがすような基本的要素は、第2次大戦前のヨーロッパにおいて既に出そろっていた。キュビスムが先鞭をつけるアサンブラージュ*1は…

連弾

岡田暁生『音楽の聴き方』(24) アマチュアの領分(続き) 岡田は、アドルノ(1903-1969、ドイツの哲学者、社会学者、音楽評論家、作曲家)の連弾(1台の鍵盤楽器を複数人で同時に演奏すること)についてのエッセイ(「四手で、もう一度」)を引いた後、…

アースワーク (マイケル・ハイザー、ウォルター・デ・マリア)

末永照和(監修)『20世紀の美術』(18) 今回は、第10章 視覚と認識の変革 のうち、「アースワーク」をとりあげる。 アースワーク 既存の芸術や社会体制から自由になろうとする欲求からパフォーマンスが生まれたのと相まって、「アースワーク」あるい…

アルビノーニのアダージョ 聴き比べ

Lara Fabian - Adagio www.youtube.com Lara Fabianのアダージョの一番人気は、おそらく https://www.youtube.com/watch?v=NAWQxIq-9-Q でしょう。(DL回数:450万回超) アダージョ(ゆったり、ゆるやか)とは、ちょっと違うような感じだが、それでもこの…

キネティック・アート (シェフェール、パルク、グルッポ・T)

末永照和(監修)『20世紀の美術』(17) 前回は、第7章 抽象表現主義からミニマル・アートへ のうち、アンフォルメル(パリの実存的な抽象)をとりあげた。つづく「アメリカ抽象表現主義」については、読書ノート:大岡信『『抽象絵画への招待』で取り…

アマチュアの領分

岡田暁生『音楽の聴き方』(23) 第5章 アマチュアの権利 の続きである。 「聴く音楽」と「する音楽」 大戦中にベッカーが提起した音楽と社会をめぐる問題を、1920年代に入ってさらに展開させたのがドイツの音楽学者ハインリッヒ・ベッセラーである。…ベッ…

アンフォルメル - パリの実存的な抽象

末永照和(監修)『20世紀の美術』(16) 前回クイズ(次の彫刻の作者は誰でしょうか? 参照)の答えです。 (A)バーバラ・ヘップワース、(B)アルベルト・ジャコメッティ、(C)パブロ・ピカソ 美術愛好家でなければ、たぶんヘップワースやジャコ…

音楽の力 フラッシュモブ 『歓喜の歌』

岡田暁生『音楽の聴き方』(22) 第5章 アマチュアの権利 の続きである。 音楽評論家パウル・ベッカー(1882-1937)は、「音はそれ自体ではただの音(=知覚される素材)に過ぎない。それを音楽として知覚する人々(=周囲世界)、そして枠組(=形式)が…

次の彫刻の作者は誰でしょうか?

末永照和(監修)『20世紀の美術』(15) クイズです。下のA~Cの3作品の作者は誰でしょうか。次の中から選んでください。 パウル・クレイ(Paul Klee) パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) マックス・エルンスト(Max Ernst) ヘンリー・ムーア(Henry…

音楽の力

Chris Spheeris / Culture (painter: Ettore Tito) www.youtube.com Giovanni Marradi / Just For You (painter: Francois Fressinier) www.youtube.com John Sokoloff / Alma de San Pedro (painter: Konstantine Razumov) www.youtube.com Diego Massanti …

ブランクーシの彫刻 <抽象ではなく本質を表現した具象>

末永照和(監修)『20世紀の美術』(14) 今回とりあげるのは、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi、1876-1957)である。 彫刻といっても、(美術愛好家でなければ)あまり馴染みがないので、解説をみておこう。 木,石,金属,…

音楽の力(ベートーヴェン、絢香)

岡田暁生『音楽の聴き方』(21) 今回から、第5章 アマチュアの権利 に入る。 岡田は、西洋近代音楽を念頭に置いて話をしているが、ここで述べられていること(考え)は、他分野(芸術全般及びその他の分野)にも拡張可能かもしれないということに留意して…

エコール・ド・パリのマルク・シャガール

末永照和(監修)『20世紀の美術』(13) 今回は、第5章 両大戦間の国際的動向 である。内容は、エコール・ド・パリ、パリの抽象美術、イギリスの抽象美術、メキシコ壁画運動、アメリカン・モダン、第二次大戦下の美術。…しかし、ざっと見た限り、とり…