浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

処暑

「夏の終わり」を表わす言葉がきっとあるはずだと思い探していたら、「処暑(しょしょ)」という言葉が見つかりました。

次のような意味なんですね。

処暑(8月23日頃)…夏の暑さに陰りが見えはじめる頃。「処暑」とは、暑気が止むという意味。萩の花が咲き、夕方には赤とんぼが飛び回ります。朝夕には心地よい涼風が吹くなど、次第に秋の気配が増し、残り少ない夏への恋しさが募る時期でもあります。また、柿や梨、林檎、葡萄などの果実がたわわに実り「食欲の秋」の到来を告げます。(ニッポンのワザドットコム編集部)

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http://www.nipponnowaza.com/24sekki/?p=91

 

処暑」は、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、二十四節気とは

  • 地球の外側に大きな球があり、星がそこにはりついていると考えたものを、天球という。
  • 天球上における太陽の見かけの通り道を、黄道(こうどう)という。
  • 黄道(1年)を24等分し、その区切りに名前をつけたものを、二十四節気という。

また、各節気をさらに3つの季節に分け、1年を72等分したものを、七十二候という。

次の言葉も覚えておきたいですね。

 

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http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/

 

 

処暑」を3つの季節に分けたものを、どう呼ぶのかというと、

  初候(8/23~8/27頃) 綿柎開(わたのはなしべひらく)

  次候(8/28~9/2頃)     天地始粛(てんちはじめてさむし)

  末候(9/3~9/7頃)       禾乃登(こくものすなわちみのる)

(暦生活 http://www.543life.com/season24-72.html

 

綿柎開(わたのはなしべひらく)

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 http://ameblo.jp/fukinohana-saku/entry-11598039423.html