浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

青春グラフィティ 22才の別れ 悲別

 1 22才の別れ 風


22歳の別れ 〜Live Sound〜 ひめ風 (伊勢 正三 & 南 こうせつ)

 

22才の別れ」は、フォークデュオ「風」のデビューシングル(1975年)。

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2 22才の別れ 川野夏美


川野夏美さん 『22才の別れ』

  

日本テレビ系列で放送された倉本聰脚本のドラマ『昨日、悲別で』(1984年)のエンディングテーマとして使われたのは「かぐや姫バージョン」だった。このドラマは、函館本線<上砂川駅>がロケ地となった(以後、<悲別駅>とも称される).

 

この<悲別駅>をモチーフにした、川野夏美の「悲別(かなしべつ)」という曲(2013年)を聴いてみましょう。

 

3 悲別 川野夏美


悲別 ~かなしべつ~  川野夏美

 

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40年前の曲と聴き比べてどうでしょう。時代の変化を感じますか?

フォークと艶歌の違いはありますが、(恐らく)モチーフが同じなので、私には同じように聞こえます。

人はよく「現在」が「過去」とは大きく違った時代であるかのように言い立てるが、果たしてどうなのでしょうか。私は、人のこころの基本的な部分は何も変わってはいない、そのことを踏まえた言説でなければならない、と思っています。