2014年11月22日─30日、岐阜市民会館で、「水俣・岐阜展」(主催:水俣フォーラム)が開催されました。
その案内チラシに、以下のような写真がのっていました。
http://www.minamata-f.com/minamata-gifu_flyer.pdf
小柴一良の写真集「水俣1974-2013」中、次の一枚は秀逸だと思います。
http://mainichi.jp/graph/2013/09/12/20130912dde014040057000c/011.html
「原爆の図」で有名な日本画家、丸木位里・丸木俊の作品に、「水俣の図」があります。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/63/67651c2e476979bf1f87c249678fdf36.jpg
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/niigata-art226/20091123/20091123160124.jpg
この丸木の絵には圧倒されますね。患者の苦悩を見事に描いていると思います。
小柴の写真もそうですが、「人間」を描くとは、こういうことなのでしょうか。
過去に起きた事件の写真や絵ではなく、現在の、そして将来の写真や絵でもありうるとしてみることが必要でしょう。
(つづく)