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気の向くままに

形而上学・倫理学・法哲学・社会学・自然学・美学・その他諸々について書いてみたい幼稚園児のブログです。まあ、しかし焦らずにゆっくりと、気の向くままにいきましょう。

「読書ノート」で取り上げた本とその評価

これまで取り上げた本とその評価を書いていくことにします。

評価といっても、全くの主観的評価であり、あまり参考にしないでください。

評価は5点評価とします。最高5点、最低1点です。

なお、この記事は、随時更新します。

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稲葉振一郎立岩真也、『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス、2006年)

4点(暫定)…立岩の話はおもしろいが、稲葉の話はおもしろくない。果たして所有と国家の根源にどこまで迫れるか。もっとも根源と言っても、実は単純な事態なのかもしれないが…。

 

大岡信、『抽象絵画への招待』(岩波新書、1985年)

5点…詩人大岡信抽象絵画を語る。その評論は素晴らしい。なるほど、絵画はこういうふうに語るものなんだ(真似できないが…)。白黒の絵画は、ネットで検索してカラーのものに置き換えた。

 

岡田暁生、『音楽の聴き方』(中公新書、2009年)

4点(暫定)…こういう類の本は初めてなので、おもしろく読めている。とりわけクラシックは漫然と聴いているより、「聴き方」を心得て聴く方が良さそうだ。

 

加藤尚武、『現代倫理学入門』(講談社学術文庫、1997年)

3点(暫定)…入門書としては、必ずしも良書とは思えないが、それでも倫理学が何を問題にしてきたのかはわかる。但し、最近の研究動向はわからない。

 

金杉武司、『心の哲学入門』(勁草書房、2007年)

1点…全く期待外れの本。途中で何度も投げ出そうかと思ったが、「いや待てよ、これから面白くなるかもしれない」と思い直し読み進めたが、最後まで得るものがなかった。本ブログの記事も読むのは無駄かもしれない。すすめられない。

 

北川東子、『ジンメル』(講談社、1997年)

3点…ところどころ面白い部分はあるが、全体として可もなく不可もなし。

 

児玉聡、『功利主義入門』(ちくま新書、2012年)

4点…「功利主義」に対して、予断をもたずに読んでみると良い。入門書なので、専門的な論点の解説はないが、それでもいろいろ話題が豊富なので面白い。おすすめである。

 

齊藤純一、『公共性』(岩波書店、2000年)

4点…やや難解である。それでもゆっくりとwikiなどを頼りに読み進めていけば、なかなか面白い。ちらっとみて、いけそうだと思えば、買ってみてもよいだろう。

 

平野仁彦・亀本洋・服部高宏、『法哲学』(有斐閣、2002年)

3点(暫定)…薄い本に、いろいろ詰め込もうとすると、どうしても舌足らずになる。ただし、法哲学が何を対象にしているのかを知るのに手頃だろう。

 

吉成真由美、『知の逆転』(NHK新書、2012年)

3点…サイエンスライター吉成真由美の「学問の常識を覆した叡智6人」(キャッチコピー)に対するインタビュー集。「学問の常識に挑戦している若手」に対してもインタビューを試みて欲しいもの。

 

ラマチャンドラン、『脳の中の幽霊』(角川書店、1999年)

5点…予想以上におもしろい。専門的な話題をユーモアたっぷりに紹介すると同時に、ラマチャンドラン自身の見解が述べられている。おすすめである。