気の向くままに

形而上学・倫理学・法哲学・社会学・自然学・美学・その他諸々について書いてみたい幼稚園児のブログです。まあ、しかし焦らずにゆっくりと、気の向くままにいきましょう。

「読書ノート」で取り上げた本とその評価

これまで取り上げた本とその評価を書いていくことにします。

評価といっても、全くの主観的評価であり、あまり参考にしないでください。

評価は10点評価とします。最高10点、最低1点です。

なお、この記事は、随時更新します。(初出:2016/8/21、最新:2017/12/21)

※ 追加・変更の著作は茶色にしてあります。

 

<進化> 

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伊勢田哲治、『哲学思考トレーニング』(ちくま新書、2005年)

稲葉振一郎立岩真也、『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス、2006年)

大岡信、『抽象絵画への招待』(岩波新書、1985年)

岡田暁生、『音楽の聴き方』(中公新書、2009年)

加藤尚武、『現代倫理学入門』(講談社学術文庫、1997年)

金杉武司、『心の哲学入門』(勁草書房、2007年)

北川東子、『ジンメル』(講談社、1997年)

★ 木下清一郎、『心の起源』(中公新書、2002年)

★ 久米郁男・川出良枝・古城佳子・田中愛治・真渕勝、『政治学』(有斐閣、2003年)

児玉聡、『功利主義入門』(ちくま新書、2012年)

齊藤純一、『公共性』(岩波書店、2000年)

★ 末永照和(監修)、『20世紀の美術』(美術出版社、2000年)

立岩真也、『私的所有論』(勁草書房、1997年)

★ 塚越健司、『ハクティビズムとは何か』(ソフトバンク新書、2012年)

長谷川寿一他、『はじめて出会う心理学 改訂版』(有斐閣、2008年)

★ 平野仁彦・亀本洋・服部高宏、『法哲学』(有斐閣、2002年)

吉成真由美、『知の逆転』(NHK新書、2012年)

ラマチャンドラン、『脳の中の幽霊』(角川書店、1999年)

(★ 印のものは、2017/12/21現在 読書中)

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伊勢田哲治、『哲学思考トレーニング』(ちくま新書、2005年) 

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9点…つまらないタイトルで、あまり期待していなかったのだが、私にとっては非常に参考になる著作であった。特に、第3章 疑いの泥沼からどう抜け出すか、第4章 「価値観の壁」をどう乗り越えるか、第5章 みんなで考えあう技術 がおもしろい。おすすめである。

 

稲葉振一郎立岩真也、『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス、2006年) 

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8点&2点…立岩の話はおもしろいが、稲葉の話はおもしろくない(立岩8点、稲葉2点)。対話になっていない。所有と国家の根源に迫っているとは思えない。

 

大岡信、『抽象絵画への招待』(岩波新書、1985年) 

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9点…詩人大岡信抽象絵画を語る。その評論は素晴らしい。なるほど、絵画はこういうふうに語るものなんだ(真似できないが…)。白黒の絵画は、ネットで検索してカラーのものに置き換えた。

 

岡田暁生、『音楽の聴き方』(中公新書、2009年) 

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7点…こういう類の本は初めてなので、おもしろく読めた。岡田の主張に賛同できないところもあるが、作曲家・演奏家・聴衆、批評家、プロとアマ、古典と現代音楽等々、論点が多々あり、いろいろ考えさせられた。

 

加藤尚武、『現代倫理学入門』(講談社学術文庫、1997年) 

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6点…入門書としては、必ずしも良書とは思えないが、それでも倫理学が何を問題にしてきたのかはわかる。但し、最近の研究動向はわからない。

 

金杉武司、『心の哲学入門』(勁草書房、2007年) 

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2点…全く期待外れの本。途中で何度も投げ出そうかと思ったが、「いや待てよ、これから面白くなるかもしれない」と思い直し読み進めたが、最後まで得るものがなかった。本ブログの記事も読むのは無駄かもしれない。すすめられない。

 

北川東子、『ジンメル』(講談社、1997年) 

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5点…ところどころ面白い部分はあるが、全体として可もなく不可もなし。

 

木下清一郎、『心の起源』(中公新書、2002年) 

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7点(暫定)…「哲学」からの「こころ」の解明は、「ことば」をこね回している感じがする。難解な言葉に言い換えたり、奇妙なレトリックの文章では、説得力がない。その点「生物学」の視点から、「こころ」に迫ろうとする本書は面白そうだ。

 

久米郁男・川出良枝・古城佳子・田中愛治・真渕勝、『政治学』(有斐閣、2003年)

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?点 …政治を論じようとするなら、居酒屋談義で終わらせないためには、政治学の基礎くらいは心得ておかねばなるまい、ということで本書をとりあげることにした。

 

児玉聡、『功利主義入門』(ちくま新書、2012年) 

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8点…「功利主義」に対して、予断をもたずに読んでみると良い。入門書なので、専門的な論点の解説はないが、それでもいろいろ話題が豊富なので面白い。おすすめである。

 

齊藤純一、『公共性』(岩波書店、2000年) 

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7点…やや難解である。それでもゆっくりとwikiなどを頼りに読み進めていけば、なかなか面白い。ちらっとみて、いけそうだと思えば、買ってみてもよいだろう。

 

末永照和(監修)、『20世紀の美術』(美術出版社、2000年) 

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7点(暫定)…20世紀の美術を通覧するのに適した本。きっと気になる作品を見つけられるだろう。

 

立岩真也、『私的所有論』(勁草書房、1997年)

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?点…稲葉振一郎立岩真也、『所有と国家のゆくえ』を読み、立岩の話がおもしろかったので、もうすこし突っ込んだ話を聞きたいと思った。本書発行時、立岩は37歳であった。

 

塚越健司、『ハクティビズムとは何か』(ソフトバンク新書、2012年) 

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7点(暫定)…ハッカー=犯罪者のイメージを払拭する本。世にはびこる「不正」にどう対処すればよいのか。

 

長谷川寿一他、「はじめて出会う心理学 改訂版」(有斐閣、2008年) 

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?点 …読みはじめたばかり。興味のあるテーマのみ取り上げていく予定。

 

平野仁彦・亀本洋・服部高宏、『法哲学』(有斐閣、2002年) 

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7点(暫定)…薄い本に、いろいろ詰め込もうとすると、どうしても舌足らずになる。ただし、法哲学が何を対象にしているのかを知るのに手頃だろう。

 

吉成真由美、『知の逆転』(NHK新書、2012年) 

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6点…サイエンスライター吉成真由美の「学問の常識を覆した叡智6人」(キャッチコピー)に対するインタビュー集。「学問の常識に挑戦している若手」に対してもインタビューを試みて欲しいもの。

 

ラマチャンドラン、『脳の中の幽霊』(角川書店、1999年) 

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9点…予想以上におもしろい。専門的な話題をユーモアたっぷりに紹介すると同時に、ラマチャンドラン自身の見解が述べられている。おすすめである。