浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「死せる精神」と「うさんくさい精神」

北川東子「ジンメル-生の形式」(4) 哲学の普遍主義。 相対主義の思想。 暗く深い森の思想。 懐疑的な精神。

STAP細胞 法と倫理(21) 研究記録の不存在、告発(者)について

小林論文の検討(6) 研究記録の不存在はなぜ証拠となるのか ⅰ 研究不正認定の規範論アプローチ ⅱ 研究不正認定の手続論アプローチ ⅲ 日本の研究不正認定の問題点

「旅するムサビ」の黒板ジャック

http://tabimusa.exblog.jp/14496333/ 武蔵野美大の学生さんが、日曜日に7時間も8時間もかけて描いているそうです。 月曜日の朝、生徒たちが見る時間はせいぜい30分程度でしょうか。 素晴らしいですね。 なかでも上の絵は秀逸だと感じました。 21世紀は…

STAP細胞 法と倫理(20) 研究不正の「定義」と研究不正の「認定」における問題点

小林論文の検討(5) 研究記録の破壊、不作成、研究記録からのデータの削除の扱いは? 再実験は意味がない? 誰が証明責任を負うのか?

あなたは、「経験機械」につながれたいですか?

児玉聡『功利主義入門』(3) Norah Jones の Happy Pillsを聴いてみてください。 「すばらしい新世界」が開けている?

STAP細胞 法と倫理(19) 研究記録の不存在(不備)は、研究不正の証拠となるのか?

小林論文の検討(4) 被告発人が研究記録により適切な証拠を示すことができない、又は示すことに失敗した場合は、研究不正の「反証可能な推定」となる?

女を愛するのに、男は物差しで女のからだを測りはしまい (ピカソ)

大岡信「抽象絵画への招待」(1) 芸術はその起源において魔術的な道具であった。 現代美術は、世界観の表現である。

STAP細胞 法と倫理(18) 誰が、いかなる証拠により、どの程度の確実性で、証明するのか?

小林論文の検討(3) 1 「研究分野の慣行からの逸脱の認定」と「故意性の認定」 2 証明力に関する議論 3 証明責任の明確化

「ものを見ている」とは、どういうことか?

ラマチャンドラン,ブレイクスリー「脳のなかの幽霊」(3) ネッカーの立方体。 もしシャンペングラスの像が内部の神経スクリーンに表示されるとすれば、その像を見る小さな別人が脳の中にいなくてはならない。

STAP細胞 法と倫理(17) 日米における「研究不正規律」成立の歴史

小林論文の検討(2) 文科省ガイドラインが参考にしている米国の「研究不正規律」はどのようにして成立したか? 研究不正の対象は何か?

世紀末の知的ブルジョワ

北川東子「ジンメル-生の形式」(3) ブルジョア…城塞の中に住む人。 哲学は贅沢なランのようなもの。

STAP細胞 法と倫理(16) 笹井の自殺は、労災認定されるか?

笹井の自殺は、「業務に起因する強いストレス」によるものではなかったか? 小保方が「精神障害者」となったり、「自殺」したとしたら、私たちは「正義の勝利」とばかりに「血の酒」を酌み交わすことになるのだろうか?

STAP細胞 法と倫理(15) 「懲戒解雇」の検討(3)

懲戒解雇は懲戒権の濫用ではないか? <村の掟>のお墨付き?

STAP細胞 法と倫理(14) 「懲戒解雇」の検討(2)

その懲戒処分は、懲戒権の濫用ではないのか?

STAP細胞 法と倫理(13) 「懲戒解雇」の検討(1)

小林論文の検討(1) (東大)多比良・川崎データ捏造事件のインパクト。 懲戒処分は妥当だったのか。不当解雇ではないのか?

裁判官の妻のストーカー事件は、何故起こったのか?

秋山賢三「裁判官はなぜ誤るのか」 裁判官の「貧困」

Sophie に恋して

久しぶりに郊外の大型書店に行ってきました。 でも今日は、本の話ではなく、女の話です。 えっ、女の話? そうですよ、女の話。私は堅物だけど、たまには女の話もしますよ。 そこに、その女がいたのです。 どこに? 最近は大型書店にコーヒーショップが併設…

STAP細胞 法と倫理(12) 憲法違反? 文科省ガイドラインの検討(とりあえずの「まとめ」)

ガイドラインのどこが問題か。どうすべきなのか。 「冷静な頭脳と温かい心 (cool head but warm heart)」を持とう。

STAP細胞 法と倫理(11) 科学者には倫理がない

小保方を排除し、笹井を死に追いやったことに何ら痛みを覚えず、研究者倫理を説く者たちに、倫理を語る資格はあるのか?

瞬間と全体の合体

北川東子「ジンメル-生の形式」(2) ジンメルは、ドラマチックで文学的なモティーフを、徹頭徹尾、凡庸に語る。 哲学は「瞬間」に囚われる。

STAP細胞 法と倫理(10) 憲法違反? 文科省ガイドラインの検討(5)

公平な裁判所で、迅速な公開裁判を受けることはできないのか。

STAP細胞 法と倫理(9) 憲法違反? 文科省ガイドラインの検討(4)

4-2,4-3検討 調査委員会とは? 再実験について 罪刑法定主義と村の掟