浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

2019-09-14から1日間の記事一覧

行動や構造に、意図や目的を読み込んでしまうのは、「擬人的な錯覚」ではないのか?

山口裕之『ひとは生命をどのように理解してきたか』(13) 今回は、第2章 生物学の成立構造 第1節 「物質と生命」という区分 の続き(p.75~)である。 身体構造の合目的性 鳥の翼が細部に至るまで精緻に組み上げられた構造を持っていることは、その鳥自身…