新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するメモ(8)
「緊急事態宣言」は、感染地域からの入国・帰国者の検査、行動自粛・追跡の不徹底が原因であると思うが、ことここに至っては、それらをさておき、いま何をなすべきかを考えなければならない。素人の私にそのようなことを考える能力も時間もないのだが、思いついたことをメモしておきたい。
- 医療崩壊の危機一歩手前の状況を対策本部も認識していて、諸施策が講じられているようである。
- 外出自粛要請は、施設・店舗への休業(営業自粛)要請と相まって、かなり功を奏しているように思われる。
- 三密(密閉、密集、密接)回避は、未だしの感がある。(テレワークが無理な)職場での三密回避は困難だろう。
- 生活保障(個人)…簡易な手続きで、所定の金額を迅速に振り込む(仮給付とする)。例えば、健康保険の制度を利用する。確定申告(年末調整)で調整する。
- 休業補償(法人、個人事業主)…簡易な手続きで、所定の金額を迅速に振り込む(仮給付とする)。確定申告で調整する。
- 税・社会保険料の納付猶予…緊急経済対策に織り込み。
- 公共料金の支払猶予…水道光熱費は支払猶予となるだろう。保険料は?
- 家賃等の賃借料、借入金利子…支払猶予となるか。無利子・無担保融資よりは、支払猶予/免除が望ましいか。
- 人件費支払…雇用調整助成金(緊急経済対策)
- 負担は「公平」でなければならない。「復興特別所得税」のような措置が必要だろう。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
- 先進国とされてきた欧米での感染者・死亡者の急増の原因は何か。今後、分析されるだろうが、現時点でどのように考えられているか。
- アフリカにおける感染者・死亡者の増加が懸念される。
- COVID-19が世界的な危機であるにもかかわらず、世界が一致協力して危機に対処しようという動きが見られないのが気になるところである。一国が封じ込めに成功しても、鎖国を続けられないだろう。