浮動点から世界を見つめる

井蛙には以って海を語るべからず、夏虫には以て冰を語るべからず、曲士には以て道を語るべからず

I LOVE YOU 夏の芸術祭2020 次代を担う若手作家作品展

日本橋三越本店で、時代と向き合い「I LOVE YOU」を表現した91名の若手作家の作品展が開催された(2020/8/12~17)。(https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0272.html

日比野克彦東京藝術大学 美術学部長)は、次のように述べている。

「I LOVE YOU」は今回の作品展のテーマでもあり、藝大が方針として掲げているI LOVE YOU「芸術は人を愛する」というフレーズでもあります。…

絵を描く、粘土をこねるなど人の動きそのものが作品の根源にあって、アートというのは技術ではなくて、人間が備えている力が生み出すものです。作品としてガラス、陶器、木材などに置き換えるのはテクニックであって、いちばん大切なのは「作りたい」という自分自身の内に秘めるエネルギーです。…

今回出展される作品は4月、5月の自粛期間中に制作されたものばかりです。ずっと家にいて、時間もあって、おそらく多くの若手作家が「アートって、表現ってなんだろう」ということとじっくり向き合ったはずなんです。それだけに「I LOVE YOU」というテーマと相まって、それぞれの作品に、それぞれのアートに対する考え方が如実に表れています。今回のコロナ禍は100年経っても語り継がれるはずで、2020年のあの時期に次代の若手作家が制作した作品というのはちょっとした意味を持つはずです。今じゃないと描けなかった、作ることができなかったアートの価値を、手にするお客さまが感じ取っていただけたらと思います。もしかしたらお客さまがコロナ禍で抱いたさまざまな心情と共鳴する作品との出逢いもあるかもしれません。

全91作品のなかで、私が気になった作品6点をピックアップしてみました。(デジタルカタログより)

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