浮動点から世界を見つめる

井蛙には以って海を語るべからず、夏虫には以て冰を語るべからず、曲士には以て道を語るべからず

人形芝居 ― カスバ、イスタンブール、五番街、マラケシュ

 

1.カスバの女藤圭子

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2.飛んでイスタンブール庄野真代

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3.五番街のマリーへ/あさみちゆき

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4.マラケシュの人形芝居/石井聖子

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藤圭子

1951年生まれ。代表曲は『新宿の女』『女のブルース』『圭子の夢は夜ひらく』など。

1983年1月、ニューヨークにて娘[宇多田ヒカル]を出産。網膜色素変性症を発症し視力が徐々に低下していた頃の出来事だったことから、「我が子から光が失われないように」という願いを込め「光」(ひかる)と命名した。

2013年8月、マンションから飛び降り自殺。…1988年頃から精神疾患を患っていた。

カスバの女』はカバー曲。(オリジナルは、エト邦枝)。(Wikipedia

 

アルジェのカスバ

アルジェリアの首都アルジェの旧市街を構成する一画の呼称。カスバはアラビア語で「城塞」という意味。

ユネスコ世界遺産に、以下の条件を満たし登録された。[1992年]

・ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの(条件2)。

・ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例(条件5)。(Wikipedia

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https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200207/mcb2002070500008-n1.htm

 

カスバの女』の歌詞の中に、「外人部隊」が出てくる。外人部隊とは「兵役につくため契約によりフランスに雇われた外国人から成る部隊[傭兵]。1831年ルイ・フィリップによってアフリカ植民地の反乱を鎮圧するため創設され,アルジェリアに司令部をおいた。部隊に志願する者は前歴を問われることがないのでロマン化され,多くの小説や映画の題材となっている。」(ブリタニカ国際大百科事典)

 

庄野真代

1954年生まれ。代表曲は『飛んでイスタンブール』『モンテカルロで乾杯』『マスカレード』など。ニューミュージックを代表するシンガーとして活躍。1980年休業宣言をして世界一周旅行に出発。2000年法政大学人間環境学部に入学[45歳]。在学中ロンドンへ留学。2004年に同大学卒業。2006年に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻を修了。同年NPO法人「国境なき楽団」を立ち上げ、音楽を通した社会貢献活動を展開。(Wikipedia他)

「高校生の時にずっと作って完成してないものとかも、ノートで置いてあったりするんですけど、今見ても、今考えてる事とそんな大きく違わないんですよね。だからびっくりします。ていうか、今が幼いのかそれとも人間の本質っていうのは高校生ぐらいの時から、いいたい事、伝えたい事はもしかしたら変わらないものなのかな?って、ちょっと思ったりするんですけど。」

「もちろんオーディション、コンテストですから、賞をもらいたいんですけど、でもそういう結果ではなくて、その過程。つまり演奏している最中にどれだけの人がこちらに目線を向けてくれるか、それは目を向けるだけじゃなくて、心を向けてくれるかどうかが、私にとってすごいチャレンジでした。」

「『飛んでイスタンブール』がヒットした頃[1978年]っていうのは、学園祭にそういうアーティストを呼ぶっていうのが、一番華やかになってた時で、色んな所に行きました。私は浪人中に音楽の方に進んじゃったので、大学ちゃんと行かなかったなあと思う気持ちが、学園祭でいろいろ周るうちにすごく満たされていったりしたような、そんな覚えがありますね。」[庄野は当時、学園祭の女王と呼ばれた]。(2004年のインタビュー記事より。http://www.moment.gr.jp/23/music.html

 

ジョーの肖像*1(作詞作曲:庄野真代)の歌詞の一部

 春の日だまりの中に

 年老いた男が一人

 しわだらけの黒い指には

 色あせた写真一枚

 その昔俺はピアニスト

 開けても暮れてもジャズばかり

 ハートのある奴が大好きで

 暮らしていたのは 唄歌いの女

 

イスタンブール

トルコ最大の都市であり、経済・文化・歴史の中心地。人口は約1400万人。

欧州文化首都であった2010年にはイスタンブールに約700万人の海外からの観光客が訪れ、世界で10番目に最もポピュラーな観光地であった。

アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界25位の都市と評価された。新しい活力と急速な経済成長にオリンピックを利用することを希望しイスタンブールは2020年夏季オリンピックの招致活動を行っていた。(Wikipedia

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「飛んでイスタンブール庄野真代」の動画より。

 

五番街のマリー

オリジナルは、ペドロ&カプリシャス。

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五番街のマリーへ/あさみちゆき」の動画より。

 

2011.06.19 Sundayニューヨークの裏通り・・・

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こんな外観の建物が大好き。 まるで五番街を歩いてるよう。 いつかニューヨークのこんなアパートに住んでみたい・・・ (フォトグラファー Kenji オフィシャルブログ、http://kenjiuratora.jugem.jp/?eid=132

 

マラケシュ

ロッコ中央部の都市。マラケシュは、ベルベル語で「神の国」を意味する。2012年の人口はおよそ90万人で、カサブランカとラバト、フェズにつぐモロッコ第4の都市である。

ユネスコ世界遺産に、条件2及び条件5(先述)の他、条件1、条件4を満たし登録された。[1985年]

・人類の創造的才能を表現する傑作(条件1)。

・人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例(条件4)。

ジャマ・エル・フナ広場マラケシュ旧市街地にある広場。11世紀後半にマラケッシュが首都であった頃から街の中心となっていた広場。かつては公開処刑なども行われていた。現在も、大道芸人や飲食物、金属細工を扱う屋台などがところ狭しと軒を並べ、混然とした賑わいを見せる。(Wikipedia

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https://tabicoffret.com/article/77380/index.html

 

「マラケシュの人形芝居」の歌詞(作詞:松本一起)の一部

 マラケシュ人形芝居

 旧市街のバザールに人が集まり

 まるで操り人形のようなわたしがそこにいる

 わたしは笑って

 わたしは踊って

 呪縛の衣装を脱いでゆく

*1:「フォーク音楽祭」(1976年)でのエントリー曲(ピアノ弾き語り)。https://www.youtube.com/watch?v=9v4q3wET_9Y