新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するメモ(65) 更新:2021/10/3/23
※ 当ブログのCOVID-19関連記事リンク集 → https://shoyo3.hatenablog.com/entry/2021/05/06/210000
(追記・2021/10/3)今回で、この更新をやめます。
新規死亡者数の推移
厚労省発表*1の死亡者数(1日当たりと7日移動平均)の推移です。(2020/2/14~2021/9/30)
1日当たりのMaxは、2021/5/18の260人で、1日平均は30人です。
2021/5/18の急増の主原因は、主に神戸市が3月26日から5月17日までの未計上121人を含めて発表したためであるらしい。オープンデータの遡及修正はされていません。神戸市だけでなく、このような例が多数あるのでしょう。
7日移動平均での死亡者数は、2021/9/30現在 39人で、Maxは、2021/5/24の115人です(5/18の異常値の影響があり、実際のMaxはいつか分かりません)。
(追記:2021/9/5)どの年代で、どういう状況(基礎疾患の程度、ワクチン接種有無)で、いつ検査陽性、発症、重症化、死亡したのか、死亡者の属性等々、まともな死亡分析をみたことがない。専門家の仕事ではないのだろうか。
新規死亡者数の全死亡者数に占める割合
人口動態統計月報年計(概数)*2によれば、2020年の1日平均死者数は、3,750人です。
新型コロナの死者数は、1日平均で30人ですので、死者全体の 0.80%(=30/3750)を占めているにすぎません。
残りの 99.2% (3720人)の死因は何でしょうか。新型コロナだけを特別視する理由は何でしょうか。
死亡者全体から見れば、COVID-19死者数は、「さざ波」のように見えます。さまざまな要因が重なって、このようになっているのでしょう。
(注1)COVID-19を無視/軽視して良いとは言っていません。
(注2)COVID-19死亡者の定義には疑問があります。