浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

COVID-19:オミクロン(omi-cyclone) 第6波?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するメモ(99)

※ 当ブログのCOVID-19関連記事リンク集 → https://shoyo3.hatenablog.com/entry/2021/05/06/210000

しばらくCOVID-19に関する記事を書いていません。書く必要がないからではなく、当面、言いたいことは(不十分だが)殆ど書いたので休んでいるだけです。

 

近頃、オミクロン株が世界的に流行っているそうで、マスメディアが盛んに報道しています。

変異株の命名について、ギリシャ文字のアルファ(α)からミュウ(μ)まで使われていて、次はニュー(ν)のはずだが、ニュー(ν)とクサイ(ξ)は飛ばされて、オミクロン(ο)となったのですが、なぜ飛ばされたのでしょうか。*1

 

オミクロンと言えば、尾身クローンを連想するので、このような画像を描いて「分科会」というタイトルをつけようかと思ったのですが、「不適切」と言われそうなので、やめときます。

オミクロンと言えば、尾身サイクロン(omi-cyclone)も連想します。サイクロン(cyclone)は、「cycle(サイクル)」の語系で、「cycle」はギリシャ語で「円」や「輪」を意味した言葉だそうです。

 

サイクロンのイメージ

図1 対数螺旋

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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Animated_log_spiral.gif

変異株 and 新たなウイルスが、次々と現れては消えていくイメージです。

 

図2 PDCAサイクル

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https://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=55565

 

PDCAとは、問題解決(課題達成)のための業務遂行にあたり、①目標を設定し、実行手段や日程計画を定め(Plan)、②計画に基づいて実行し(Do)、③実行した業務を評価し(Check)、④修正あるいは改善すべき部分がないか検討し(Act)、次の計画につなげるという継続的なプロセスです。この継続的プロセスにおいては、PDCAが1ランクアップすること(螺旋階段を昇っていること)が特に重要です。

 

COVID-19に関し、(日本では)第1波から第5波まであったとされています。

  • 各波のボトム(谷)と山(ピーク)はいつだったのでしょうか? 各波は、何年何月何日から何年何月何日までのことを言うのでしょうか。都道府県ごとに違うのでしょうか。これを決めなければ、各波の感染者数、死亡者数等が確定できません。
  • 第1波のPDCAは何だったのでしょうか。
  • 第2波のPDCAは何だったのでしょうか。第2波に備えてのPは、螺旋階段を昇っていたのでしょうか。
  • 第3波のPDCAは何だったのでしょうか。第3波に備えてのPは、螺旋階段を昇っていたのでしょうか。
  • 第4波のPDCAは何だったのでしょうか。第4波に備えてのPは、螺旋階段を昇っていたのでしょうか。
  • 第5波のPDCAは何だったのでしょうか。第5波に備えてのPは、螺旋階段を昇っていたのでしょうか。

 

第6波に備えてのPは何でしょうか。断片的な情報はいろいろ流れていますが、全体的には、ステップアップしていない「印象」です(詳細検討していませんので「印象」です)。螺旋階段を昇っているのではなく、円盤を一回りして、元に戻っている(新型コロナ陽性者が見つかった時点)印象です。

 

目標の合意が最も重要なことです。例えば、検査陽性者をゼロにすることが最終目標なのでしょうか。

水際対策、検査、隔離、ワクチン、治療薬、病床確保、医療体制、実績データ把握、カルテ分析、ファクターX、データ分析、情報共有、情報統制、財政支出、……。なぜこのような様々な項目を、きちんと整理し。PDCAを回さないのでしょうか。

重大なる欠陥は、異論(少数意見)を認めようとしない(排除しようとすること)/無視すること、対話しようとしないことにあると考えています。