浮動点から世界を見つめる

「井蛙」には以って海を語るべからず、「夏虫」には以て冰を語るべからず、「曲士」には以て道を語るべからず

断片

ユマニチュード(Humanitude)

素直な気持ちで、以下の動画と記事をご覧ください。 新たな認知症ケア「ユマニチュード」とは【報道特集】 www.youtube.com 認知症といっても、高齢者に限られるというわけではなく、若年性認知症もあります。 『優しい認知症ケア ユマニチュード』前編 ユマ…

明鏡止水 ― ほかの人の妻となるよりも、この人の妾になりたい

言葉(4) 明鏡止水(めいきょうしすい) 曇りのない鏡[明鏡]と、静止している水[止水]のことで、邪念が無く、明るく澄み切った心境をいう。(真藤建志郎、四字熟語博覧辞典) これが一般的な辞書の説明であり、出典は、『荘子』徳充府編である。 徳充…

プレミアム世代の懐メロ?

先日、車の運転中何気なくラジオを聞いていたのだが、奇妙にも印象に残る曲があり、帰ってから何という曲か調べてみたら、次の曲だった。 Safe From Harm (1991) www.youtube.com 私は普段このような曲を聴かないのだが、どうもプレミアム世代の懐メロらし…

養老孟司の講話(生活の知恵)

「バカの壁」で有名な養老孟司のYouTube動画が面白かったので紹介します。 動画タイトルはちょっとどうかと思いますが、まあいいでしょう。 1.【養老孟司】みなさんに1つだけお願いがあります。ウイルスに関してこれだけは知っておいて下さい。衝撃の研究…

大人虎変 ― 「大人になってもギャルマインド」(ゆうちゃみ)

言葉(3) 昨日(1月10日)は、成人の日、成人とは「大人(おとな)」になることである(らしい)。「大人」って、どんな人を言うんだろうね。「成人」と書くが、「人」になることではない(ようだ)。「人」になるって、どういう意味なんだろうね。私が思…

「青木まりこ」の香り

青木まりこ 今は昔、「大きな町」に住んでいた頃、「大きな本屋」に出かけると、そこには必ず「青木まりこ」がいました。 「大きな町」には、高層ビルがあり、赤提灯があり、スケート場やプールがあり、美術館があり、古書店があり、大きな公園があり、高級…

(コンピュータ)ウイルスとワクチン(ソフト)

この頃、パソコンの調子がおかしい。ブログの更新もままならないかもしれない。 しかし、今回はこの話ではなく、勤務先のパソコンの話である。 Windows 10を使っているのだが、このバージョンアップがうまくいかない。専門家に調べてもらったところ、アンチ…

「漱石枕流」と「枕石漱流」 … その意味は?

言葉(2) 漱石枕流(そうせきちんりゅう)は、「石に漱ぎ(くちすすぎ)流れに枕す」と読む。 これは、「石で口の中をきれいにし、川の流れを枕にする」という意味である。これは誰が聞いてもおかしい。 この言葉は、役人になる前の孫子荊(そんしけい)が…

上海の街

1.上海の街、日本ブーム襲来! www.youtube.com 2.【上海】日本人が中国現地の美容院で髪を切ってみた www.youtube.com 3.中国の屋台朝食 www.youtube.com

「処暑」から「白露」へ

処暑は、二十四節気の一つで、8月23日~9月6日頃。 厳しい暑さの峠を越した頃。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。 旬のもの…花:木槿、虫:マツムシ、果物:葡萄、魚:鰯、花:秋の七草 (暦生活、http://www.543life.com/season-sy…

ドローン戦争 - 戦争は会議室で起きている? (2) - 人生を知らない子どもたち

前回は、ドローンが、①私たちの生活に役立っているツールである、②私たちの生活を破壊しているツールである、という二面を見てきた。これは、まあ昔からある問題なのだが、誰かが根本的な解決策を提示しているのかどうか、私は寡聞にして知らない。そこで少…

ドローン戦争 - 戦争は会議室で起きている? (1)

2019年9月14日、サウジアラビアの石油施設が、無人機(ドローン=雄の蜜蜂)で攻撃された。イエメンのフーシ派は「10機のドローンで攻撃した」との犯行声明を出したが、イランの関与も指摘されている、という。中東情勢は、原油価格に大きな影響を及ぼし、私…

風鈴の話 - 水琴窟風鈴ほか

夏の風物詩「風鈴」が見られなくなって久しい。かつて人々は縁側で団扇をあおぎ、軒下に吊り下げられている風鈴の音を聴きながら、涼をとっていた。その後、扇風機・エアコンの普及や和風建築の減少とともに、団扇や風鈴は、日常生活から消えていった。確か…

令和元年 歴史は繰り返す AI兵器の開発競争

私たちは、「戦争を知らない子どもたち*1」である。歴史に学ぶことをせず、AI兵器等の開発にいそしんでいる*2。 1.日本海軍(1904年、明治37年) [軍歌]日本海軍現代版(リメイク) 2.わからない節(1906年、明治39年) 添田唖蝉坊・新わからない節 / …

世界はうつくしい

…… 風の匂いはうつくしい 渓谷の 石を伝わってゆく流れはうつくしい 午後の草に落ちている雲の影はうつくしい 遠くの低い山並みの静けさはうつくしい きらめく川辺の光はうつくしい おおきな樹のある街の通りはうつくしい 行き交いの なにげない挨拶はうつく…

気の向くままに → 浮動点から世界を見つめる

私はブログを始めたとき、次のような文章を書きたかった。 梢の隙間を洩れて来る日光が、径のそこここや杉の幹へ、蠟燭で照らしたやうな弱い日なたを作つてゐた。歩いてゆく私の頭の影や肩先の影がそんななかへ現はれては消えた。なかには「まさかこれまでが…

ブログ考

1988年、桑原武夫が無くなったとき、長田弘(1939-2015)は、その死を悼んで、一篇の詩を書いた*1。 桑原武夫(1904-88) えらそうな 物言いには (言うとるわ、言うとるわ) もったいぶった 物言いには (あほらし。あほらしやの鐘が鳴りまっせ) 思イ邪マ…

<「Aとも言えるが Bとも言える」は、何も考えていないだけ>なのだろうか?

たまたま、<「Aとも言えるが Bとも言える」は、何も考えていないだけ。>という記事が目に入ったので、これについて少し考えてみよう。 ブロガーの「ちきりん」さん(以下、Yと呼ぶ*1)が、こんなことを言っているらしい。検索してみたら、<「Aともいえる…

入院生活 人の優しさ

先日、腰痛に関する記事を書いて数日後の夜、トイレに行こうと体を動かそうとした瞬間、腰に激痛が走り、全く身動きできないことに気づいた。幸い隣に妻が寝ていたので、救急車を呼んでもらった*1(一人で寝る時は、携帯など外部との連絡手段を確保している…

プラシーボ効果 現代の国民病「腰痛・肩こり」は、治療できません

私は、基本的に自分語りをしない方針なのですが、今回は自分語りから話を始めます。 先日、咳をしたとき、腰を痛めてしまいました(以前、ぎっくり腰になったこともあります)。長年のデスクワーク(姿勢の悪さ)による疲労が閾値を超えたものではないかと思…

おならをして、犬を叱る

あ https://www.pinterest.jp/pin/80642649548888093/?lp=true

青時雨

青時雨(あおしぐれ)とは、「青葉の頃、雨が上がったあとの木の下を通ると、葉に溜まっていた雫がはらはら落ちてくること」(夏の季語、歳時記)らしい。 https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-56-dd/tukasa5462/folder/980514/85/3186338…

リオ・オリンピックに寄せて こんな曲はいかがでしょうか

ブラジルと言えば、「サンバ」のリズムを思い出しますが、ここで取り上げるのは「ボサノバ」です。ボサノバは、「第二次世界大戦後、アメリカ合衆国のポピュラー音楽の影響を受けてサンバはより現代的になり、都会の白人向けサンバとして生まれた」(由比邦…

命の限りに 蝉(セミ)が鳴く

今回は、前半でいささか思考をめぐらし、後半で感傷的な解釈をしましょう。 私たちにお馴染みの蝉の種類とその鳴き方は、次の通りです。 http://siritai-zatugaku.com/archives/944.html (http://yahuhichi.com/archives/342.html)より ちょっと、理科の知…

蓮實重彦、三島由紀夫賞を受賞し、「馬鹿な質問はやめていただけますか」

今回は、ちょっと軽い話題。 蓮實重彦が「伯爵夫人」で三島由紀夫賞を受賞し、報道陣に「馬鹿な質問はやめていただけますか」 と言って話題になった話です。 受賞会見の質疑応答は、http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/16/hasumi-mishima_n_9998942.html …

柳絮の才

言葉(1) 柳絮は、「りゅうじょ」と読みます。これを読めた人は、きっと意味もわかっているのでしょうね。 柳絮とは、「白い綿毛のついた柳の種子。また、それが春に飛び漂うこと」(デジタル大辞泉)です。 動画を見ていただくのが手っ取り早いですね。 …

都会の野遊び

野遊び(のあそび)とは、「野に出て、草を摘んだり、会食をしたりして遊ぶこと。」ですが、現代の言い方では、ピクニックですね。だけど、都会に暮らしていると(地方でも似たようなものですが)、なかなかピクニックもままなりません。だいいち野遊びにふ…

「黒人の奴隷がアメリカの大統領になる」を理解できない愚かさについて

自民党の参議院議員の丸山和也の参院憲法審査会(2016/2/17)での発言が問題になっている。 まず、どういう発言をしたのか、その内容を紹介しよう。 憲法上の問題でもありますけれど、ややユートピア的かもわかりませんけれども、例えば、日本がですよ、アメ…

色目(1) 雪の下、氷重、枯野

今回のテーマは、「かさねの色目」の一種である「雪の下」「氷重」「枯野」ですが、その前に「色目」についてふれておきましょう。 色目(いろめ)というと、「色目を使う」を連想される方が多いかと思いますが、それだけではありません。デジタル大辞泉によ…

風花は 冬の花 うすれ日の 空を流れる 雪の花びら

風花(かざはな、かざばな)とは、「晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪で、山岳地帯の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるもの」(デジタル大辞泉)だそうです。 こんな記事がありました。http://www.bionet.jp/2011/12/iro21-2/ 日本列島に、大陸か…